ピークの持って行き方が結果を左右する

毎年4月末くらいから公務員試験が本格化します。4月最終日曜日に行われる国家総合職を皮切りに、約2か月間にわたって主要な公務員試験が全国で実施されます。

公務員試験の場合、日程が違えば併願はいくつでもできるので、1つしか受けないという方は少なく、複数の職種を受験するというのが一般的だと思います。

その場合、最もやってはいけないのが

「どこでもいいから1つ受かればいいや」

というスタンスです。そういうスタンスで受験すると、多くの場合、「結局1つも合格出来ない」という最悪のパターンにハマりやすくなっていしまいます。

合格する人はピークを意識して勉強している

複数の職種を受験する場合は必ず、

「どの志望先にピークを持ってくるか」

を明確に意識してください。

まず、明確な第一志望がある場合は、それ以前に行われる試験を受けるとしても、それはあくまで「第一志望のための模試感覚」という位置づけとなります。

ですから、「模試感覚」で受けた職種の出来不出来は全く気にせず、出来なかった問題だけを復習して第一志望に望めばよいのです。過去問見直しなどのスケジューリングも、あくまで第一志望の職種の試験日に合わせてください。

もし、第一志望を絞り込めない場合、ピークに対するしっかりとした意識が必要です。

例えば、「特別区と地方上級の志望度が同じくらい」の場合には、まずは先に行われる特別区にピークを合わせて、一度勉強を「完成」させてください。

そして、特別区の試験が終わった翌日からは、例えばその間に実施される翌月の国家一般職対策はとくに行わず、すぐに地方上級に照準を合わせてください。国家一般職は、あくまで坂の途中で「受けるだけ」という意識です。次の週の地方上級にピークがくるよう、最後の追い込みをかけていくイメージです。

いずれにせよ、複数の試験を受けた場合は、 (1)終わった試験については、出来不出来は気にしない(2)出来なかった問題は、次の試験に備えて可能な限り復習する

ということを徹底してください。

メリハリをつけて受験する人とそうでない人とでは、最終結果に大きな違いが出てきます。これまで多くの受験生や合格者と接してきましたが、合格者の多くは、ピークの持って行き方を意識しています。