模試は目的を持って受ければ効果的

公務員試験予備校は、毎年1月前後から、国家一般職、地方上級、都庁、特別区国税専門官、裁判所職員など、試験種別に模試を行っています。超直前期の3〜4月くらいともなると、毎週のようにどこかの予備校で模試が行われます。

この模試については、

「勉強が遅れていたりする人は模試を受けても時間のムダだし、できない問題が多いと精神的にも良くないので、直前期に受ければ十分」

といったことが言われたりしますが、本当にそうでしょうか。

結論から言えば、

「模試は戦略的にたくさん受ける」

ことがおすすめです。「戦略的に」とは、何らかの目的を持って受けましょう、そして、効率的に復習しましょう、ということです。「たくさん」の具体的な回数としては、5回程度が目安です。第1志望、第2志望それぞれについて異なる予備校の模試を1回ずつ、それに加えて、もう1、2回くらいのイメージです。

模試を受ける目的とは

例えば、模試を受ける大きな目的の一つとして

「時間配分のトレーニング」

があります。時間配分というのは、口で言うのは簡単ですが、合格レベルの時間配分能力を身につけるのはそれほど簡単なことではありません。模試を戦略的に使って時間配分を体に染み込ませることが必要です。したがって、1~2回程度受けただけでは時間配分を体に染み込ませることはできません。自分の第一志望の試験種はもちろん、そうではない試験種についても受けてください。

そのほか

「学習のペースメーカーにする」

という目的を設定することもできます。特に試験種の模試は、本試験の1~2か月前に実施されることが多く、まずはその模試にターゲットを合わせて8~9割くらい学習を完成させて、模試を受験して見つけた穴を中心に残りの1~2か月で総復習するというスタンスです。すべての方に有効とは言えませんが、ある程度勉強が順調に進んでいる場合には有効なやり方です。

なお模試の成績は一切気にする必要はありません。別のブログでも書きましたが、模試はしょせん模試。出来なかった問題はできるだけ早く、できれば受験した日にきっちり復習すれば大丈夫です。

「まだそんなに勉強が進んでいないから模試は受けなくてもいいかな」

と思っている方は、ぜひ自分にあった目的を設定し、模試を積極的に活用して得点力を高めてくださいね!