「直前期」には2つの意味がある

毎年2月くらいから、少しずつ受験生の中では「直前期」という雰囲気が出てきます。

ここで「直前期」という言葉には、2つの意味が込められています。

1つ目は、文字通り、試験の「直前」だという意味。そろそろ本格的にエンジンかけて勉強しましょう!ということです。大学生の方でも大学の後期試験はそろそろ終わる頃でしょうから、後は受験勉強に集中できる環境が整います。また、社会人の方でも、特に働きながらの人は極力早めに勉強スタイルを確立させて、「受験生」になりきる必要があるのがこの時期です。

でも、この1つ目の意味は、それほど重要ではありません。重要なのは、2つ目の意味です。

重要なのは「これからどうするか」

そう、2つ目として、「直前期」といっても、焦りを感じさせる言葉として認識するのではなく、この「直前期」から本格的に受験勉強をこなしていけば、まだまだ逆転できる可能性は十分あるという、励ましの意味も込められていると思っています。

どういうことかというと、受験生の中には本試験の1年以上前から勉強を開始している人も少なくありませんが、結局のところ、「本気」になるのは、年明け以降。それまでは、結果として合格する方でも、なんとなく過去問集を少し解いていたとか、予備校の講座を受けていただけで復習等はほとんどしていない、という方が非常に多いのが現実です。

このことを逆から見れば、これまでの勉強で上手くスケジュール通り行かなかった人、また、そもそも今までは勉強をあまりしてこなかったとしても、残り3~4か月のスケジューリングを上手くこなして効率的に勉強できれば、十分間に合う、ということです。毎年この時期から勉強をスタートして、5月や6月の公務員試験に合格する方は毎年かなりいらっしゃることがそれを証明しています。これまでに勉強しているかどうかということマイナスに捉えるのではなく、「これからどうするか」に集中すれば、まだまだ合格を掴み取ることはできる時期だと捉えるべきです。

特に今までの勉強法で行き詰まっている人は、勉強スタイル・学習ツールを見直す最後のチャンスです。自分に合う過去問集を探してみたり、勉強方法を見直してみたり、迷いのある方は、まず落ち着いて情報収集から始めましょう。