合格者は「細切れ時間」の見つけ方が上手

でも書きましたが、

「数的処理」

「経済学」

民法

「教養論文」

の4科目「以外」は、問題数が比較的少なく、また、ある程度単純な暗記でなんとかなる科目がけっこうあります。具体的には、生物や地学、日本史や世界史、政治経済などの「一般知識系」科目や、政治学行政学経営学、財政学といったいわゆる「学系」科目がそれです。

ただ、これらの科目は、問題数が少ないがゆえに、「コスパが悪い」という印象が強くなるためか、受験生から軽視される傾向にあります。そして、まさに軽視されるがゆえに、最終的には苦手科目となってしまい、足を引っ張ってしまう、という悪循環に陥りがちです。

細切れ時間をフル活用!

このようにならないためには、

「細切れ時間でチョコチョコ勉強する」

ことが有効です。

暗記科目は、論点ごとの結びつきが弱いことが多いので、論点ごとにバラバラに学習しても、記憶の定着が悪くなるということはありません。むしろ細切れの短い時間を最大限活用して、こまめに反復学習することこそが得点力に直結します。

また、細切れ時間を有効活用してチョコチョコ勉強すれば、毎日毎日「やった感」があり、勉強の習慣が定着しやすいばかりか、モチベーションも維持しやすくなるという、プラスの副次的効果も出てきます。

細切れ時間がいつになるかは人によるでしょう。社会人の方なら通勤時間や昼休みなど、学生の方であれば、通学時間や授業とバイトの合間など。また、お風呂の時間も有効活用できます。

細切れ時間「だけ」で攻略できる科目も!

机に向かうまとまった時間がとりにくい方でも、細切れ時間を数か月積み重ねれば、膨大な勉強時間を確保できます。細切れ時間「だけ」で暗記科目を攻略することも十分に可能なのです。

私の知っている合格者の中には、日本史や世界史、地理、文芸、生物、英単語を「お風呂の中だけ」ですべてこなした人もいました。

1科目あたりの問題数が少ない暗記科目は、このようにして細切れ時間を活用して地道に攻略していけば、5点、10点と着実に点数が積み重なっていきます。コスパが悪いと見切ってしまう前に、改めて自分自身の生活スタイルと向き合って、細切れ時間の捻出が出来ないかどうかを検討してみてください。