「目次」を意識すると理解が早い

公務員試験をどういう環境で勉強するにせよ、過去問集やテキストは絶対に必要です。それらをこなす上で最も大切なのが

『目次』

です。そう、あの「もくじ」です。意外かもしれませんが、最初の方に掲載されているアレです。

この『目次』、さらっとでも見られることがあればまだよいほうで、一度も見られることなく忘れ去られる、ということも多々ある、なんとも可哀想なページです。

でも、実は使えば使うほど理解が早まるという、まさに合格への鍵となるページなのです。

特に全体像を理解する必要性の高い科目、例えば憲法民法、経済学などでは、この『目次』が非常に大切です。

目次を大切にするということは、言い換えれば、各論点を学習している時に、その論点が全体の中で「どこ」に位置しているのかを常に把握するということです。

全体→部分で捉える

例えば、専門科目で最も苦手となりやすい「経済学」の超頻出分野として、

IS-LM分析」

という論点があります。この論点、マクロ経済学の中盤で出てくるのですが、この論点を理解するには、それより前にでてくる45度線モデル、投資やマネーサプライ、IS分析、LM分析といった論点を理解しておく必要があります。また、この「IS-LM分析」の理解は、「AD−AS分析」や「マンデル=フレミング・モデル」という、次に続く重要論点の理解の前提となっていきます。

このような構造になっている科目を効率的に学習するためには、常に「目次」に戻って、これから始める論点が全体の中でどこに位置しているのかを把握するようにすることが効果的です。

全体→部分

の観点で科目を捉えることができるので、1つ1つの論点を学習していくにつれて自然とその1つ1つがつながってきます。

そのおかげで、お互いの論点について理解が不十分なことがあったとしても補いながら学習を進めることができます。もちろん理解も早くなりますし、なにより有機的に頭に入ってくるので、忘れにくい、という効果まで出てくるのです。

分厚いものは裁断もアリ

公務員試験の過去問集やテキストって、往々にして分厚くて持ち歩くのが面倒ですよね。そのことが影響して、コンスタントに勉強できなかったり、勉強できる場所が限られてしまたりするものです。

それならば思い切って、分厚い去問集やテキストを、区切りの良い箇所で裁断してしまうこともアリです。実際にそういう加工をして、いつでもどこでも勉強できるようにしていた合格者はたくさんいます。

例えば、憲法なら「人権」と「統治」に分かれ、人権も複数の類型に分けることができますし、統治も国会、内閣、裁判所と3つに分けることができます。これらの区切りを使って、キリの良いところで裁断すれば、1つ1つは薄くなって、カバンに入れて持ち歩いてもさほど気にならなくなります。

こうすることで持ち歩きがラクになるのと同時に、常に「部分」しか持ち歩かないので、逆に全体が気になって「目次」を意識するようになり、全体→部分という流れで科目を把握することがしやすくなったりもするのです。

いかがでしょうか?公務員試験の学習では、ぜひ『目次』を活用して、効率的に得意科目にしてくださいね!