憲法、民法、行政法はどの科目から勉強するのがベスト?

公務員試験には、「主要科目」といわれる、ほとんどの職種で出題され、かつ問題数も比較て多く、かつ、攻略にそこそこ時間がかかるという科目が5つあります。憲法民法行政法、経済学、数的処理の5科目です。

そのうち憲法民法行政法は、法律科目に位置づけられ、とくに初学者にとっては量も多くかつ法律用語が難解に感じて、公務員試験の初期につまづいてしまい、そのまま「やーめた!」となってしまう原因ともなりうる科目です。

この3科目については、多くの公務員受験生が力を入れて学習しますが、その学習の順番にはいくつかの方法があります。

最初は憲法民法かのどちらか

一番問題となるのが、3科目のうち、どの科目を最初にやるか、ということ。ちなみに、行政法については、その前提として憲法民法の知識があったほうがよいので、これを最初にやるという方法は基本的にはありません。したがって、憲法からやるか、民法からやるか、ということになります。

多くの予備校では、憲法から先に講義が始まるようですし、独学する方も憲法から始める方が多いようです。また、公務員試験に合格する上でも憲法からはじめても特に問題はありません。

一方、大学の法学部では、憲法より民法から先に講義が始まるケースもよくあります(私が卒業した大学でもたしかそうだったような)。憲法が分からないと民法が分からない、というわけではなく、また、憲法より民法のほうが身近な判例や事例を扱うことが多いので、民法のほうが親しみやすくイメージしやすいという印象もあります。さらに、公務員試験の学習戦略上の観点から考えると、憲法より民法のほうがボリュームがあり、かつ出題数も多いので、攻略するのに時間がかかります。現実問題、これまで公務員試験の合格者と接してきて、憲法が苦手だったという人に会ったことはほとんどありませんが、民法が苦手だったという人は大勢いました。したがって、民法から開始したほうが時間的に余裕をもって学習計画を立てることができるとも言えます。

ですので、これから公務員試験の学習を開始する方は、民法から始める、という選択肢も含めて考えてみてください!