合格者面接シートの特徴

今回のブログでは、公務員試験の面接本番で使われた面接シートを紹介します。この面接シートは、本年度の都庁ファイナル合格ゼミから、見事「都庁IB」に合格した受験生が書いたものです。あらかじめご了承をいただいた上で、一部情報を伏せて掲載させていただきます。

 

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直筆の面接シートを読んでみていかがでしょうか。
形式的には、なにより「丁寧に読みやすく書く」ということが大切です。
そして内容的には、次の2つの特徴があります。

内容に「具体性」を持たせること

まず1つは、要所要所に「数値」や「固有名詞」を入れて、内容に「具体性」を持たせていることです。

面接シートについては、「わざと抽象的な内容を書いて面接官に質問させるようにするのがよい」という指導もありますが、必ずしもそれがよいとは限りません。抽象的な面接シートというのは、逆に「質問のとっかかり」を見つけにくく、面接官が質問しにくくなってしまうことも多いからです。

その点、具体的な「数値」や「固有名詞」は目を引きやすいので、それらが質問につながりやすい利点があります。また、数値や固有名詞が入っていることで、受験生の「観察眼」や「識別能力」を感じ取りやすいので、面接官がポジティブなイメージを持って読むことができます。

「貢献したい」という意欲があること

もう1つは、志望理由ややってみたいことなどの項目が、公務員として「貢献したい」という意欲を感じる記述になっている点です。

志望理由として、「受験先の政策に共感した」とか、「受験先の自治体に愛着がある」といったことを書く受験生が非常に多いのですが、それでは志望理由としてどうしても弱くなってしまいます。

面接官が見定めているのは、政策に共感したり愛着があることを主張する人ではなく、「自らの力を生かして貢献したいという強い気持ちがあるかどうか」ということなのです。

どちらも何気ない事のようですが、多くの面接シートを添削してきて、この2点は本当に大切な特徴だと思います。ご自分が実際に面接シートを書く際には、ぜひ留意してください。