面接試験の「地平線」が逆転する体験

必勝倶楽部では、特別区と都庁向けに毎年6月〜7月かけてゼミ形式の講義を行っています。

毎年実感するのですが、ゼミの中で受験生にとって最も効果が高いプログラムは、「受験生が他人になる」という体験ではないかと思います。

面接で必要な「3者の視点」

私のゼミでは、実戦的な模擬面接を何度も繰り返し行いますが、その過程で、受験生たちは次の「3者の視点」を体験していきます。

まずは、当然ながら「受験生」。

次に、受験生の合否を決める「面接官」。

最後に、両者を傍で眺める「オブザーバー」。

この3者の視点のうち、「面接官」と「オブザーバー」を体験した後の受験生は、みな顔つきが変わります。他のゼミ生の模擬面接を食い入るように見つめ、自分以外のその場の人間が面接試験をどのように見ているか、全身のセンサーをフルに使って感じようとし始めます。

この時、大げさな言い方をすれば、その人の脳内で「コペルニクス的転回」が起こっているのではないかと思います。

これは、面接試験の「地平線」が逆転するような体験です。

受験生にとって、それまでの面接試験は、受験生が面接官に動かされている「天動説」でしかなかったのに、その見え方に変革が起こって、受験生自らが面接官にアピールしていく「地動説」の場に変わって見えるのです。

まさに、「面接試験の景色が違う」ということです。

この「コペルニクス的転回」が起こった受験生は、面接試験に対応できるレベルが急激に、飛躍的に上がります。その変化はまるで、私の目の前で音を立てて起こっているかのように感じられるほどです。

面接試験における最重要ポイントは、「自分を客観視できるかどうか」に尽きると私は考えていますが、そのことが、ある種のひらめきのように受験生に降ってくるのだと思います。

そういう状態になれば、面接試験にはもう合格したも同然です。

面接試験に臨む「受験生」が冷静で主体性に溢れ、横で観察している「オブザーバー」から見て優秀であり、採用する側の「面接官」の目に好ましく映っているのであれば、その受験生が合格しないわけがありません。

それら「3者の視点」を自由に行き来しながら、合格に値する人物を作り上げていく。

それが、面接試験対策の真髄です。

毎年、筆記試験を突破した猛者たちが、必勝倶楽部のゼミに挑んできてくれます。どんな「コペルニクス的転回」が起こるのか、いつも本当に楽しみでワクワクします。私にとっても、もちろん真剣勝負です。最終合格の栄冠を手にするため、ぜひ一緒に頑張りましょう!