「◯◯は面接で不利ですか?」

公務員試験の受験を考えている方からいただく質問の中で特に多いのが、

「◯◯は面接で不利ですか?」

という内容です。具体的には、

「◯◯大学出身は面接で不利ですか?」
既卒は面接で不利ですか?」
「短期離職は面接で不利ですか?」
「縁もゆかりもない自治体を受けることは不利ですか?」

という質問を非常に多くいただきます。

心配している方も多いと思いますが、結論から言えば、それら自体は面接での評価に関係ありませんし、不利にもなりません。

(1)学歴

世間では、やれ旧帝大だの早慶だのMARCHだの関関同立だのといった有名大学以外だと不利なのでは?ということを言う人がいます。でもフタを開けてみれば、それ以外の大学出身の合格者は数多くいます。いわゆる有名大学って、学生の数も多いので、必然的に受験者に含まれる割合も多くなり、合格者に占める割合も多くなるというレベルです。

(2)既卒

そもそも公務員試験は、民間就活に比べて既卒が不利になりにくいということは昔から言われていること。そして昨今の公務員人気も相まって、最近では、既卒となって2度め3度めの受験で合格する方は数多くいます。自治体によっては、新卒よりも既卒のほうが合格者に占める割合が高いといったケースもあるくらいです。卒業してから受験までの活動を無難にアピールすることさえできれば、全く問題ありません。

(3)短期離職

これまでに接してきた職歴アリの合格者の方の経歴を改めて確認してみると、数年レベルでのある程度しっかりした経験を積んでいる方よりも、入社2週間で辞めたとか、2年間で4回転職しているとか、いわゆる短期離職の方が非常に多いことに改めて気付かされます。1970年代ごろの高度成長期ならいざしらず、今は転職することが何ら珍しくない時代です。転職、しかも短期離職の人が多いのは当然のことなのです。「公務員」も数多くある転職先の一つに過ぎず、公務員を目指す人の中に短期離職の人が多くなっているのは必然の結果です。

(4)縁もゆかりもない自治

これまでに住んだことがない自治体や、仕事やプライベートでもほとんど接点のない自治体を受けるのは不利だとよくいわれますが、そんなことはありません。転職や結婚などを機に円もゆかりもない自治体を受験して合格された方の合格報告は珍しくもなんともありません。

そんなのカンケーねー」

一般的に「不利なのでは?」という状況の中で合格する方に共通していることがあります。それは、そういった状況を「不利」だと捉えていない人たちということ。さらに言えば、それぞれの経験や置かれている状況を、できるだけ客観的に捉え、それをどうプラス方向にアピールしていくか、他の受験生とどう差別化していくか、という方向に思考が向いている人たちばかりです。学歴とか職歴とか、いまさらどうしようもない過去のことを気にして将来の可能性を狭めるなんてもったいない! 「そんなのカンケーねー」と思って、前を向くことさえできれば合格は必ず見えてくることは、合格した人たちが証明しています。