合格者による面接再現(県庁)

今回は、県庁に合格された方の再現です。

合格者に共通することですが、自分の経験を具体的に説明しており、その延長線上で行政でやりたいことを主張しているので説得力があります。

また、面接が2回行われており、それぞれ面接官の年齢や質問内容が異なりますので、その点にも注目しながら読んでみてください。


女性 合格先:県庁

<面接官(1回目面接)>
若手の男女2人ずつ

面:何故◯◯県庁に興味をもったのですか?
私:インターンに参加したことがきっかけです。
面:インターンで印象に残っていることは何ですか?
私:◯◯部を見学させていただいた際、◯◯条例の制定に携わった職員の方のお話を聞いて、熱意を感じました。手話を広めるために一から条例をつくるということが特に印象に残っています。
面:今の大学を選んだ理由は?
私:もともと祖母の介護を通して福祉に興味があり、さらにそういった福祉の問題が起こる社会の仕組み、背景について知りたいと考え、社会学が学べる今の大学を志望しました。
面:◯◯市でまちづくり活動の調査をしたとあるが、どのようなことをしたのですか?
私:1年間を通して、アンケート調査や住民の方へヒアリングを行い、いままでどのようなまちづくり活動が行われてきてどのような効果があったのか、そして高齢化が進む今後まちづくりがどうあるべきかを住民の方の前で発表・提言させていただきました。
面:その調査でどのような役割をしていたのですか?
私:班に分かれて調査をしていたが、役職や役割はなく、皆で話し合いをしながら調査を進めました。
面:卒論はどのようなテーマですか?
私:障害者家族の親子関係と支援が果たす役割です。
面:実際に障害者の親に調査をしているということですが、注意していることはありますか。
私:本音を聞き出すために信頼を得る必要があると考えています。そのため、ボランティアやお手伝いをさせていただきながらお話を伺っています。
面:サークルについて、なぜそのサークルを選んだのですか。
私:はい、中学高校と同じ部活だったので、自分を成長させるために新しいことをしたかったからです。
面:役職にはついていましたか。
私:◯◯連盟の委員で、大学の代表として交渉にあたっていました。
面:そこで苦労したことはなんですか?
私:毎年◯◯地方の◯◯クラブが集まり演奏会を行い、合同で演奏していますが、各大学で練習の頻度が違うためモチベーションに差がありそれを埋めるのに苦労しました。練習以外にも話し合いの場や交流の場を設け、互いの大学の練習状況を確認しあうようにした結果、それまで練習時にあまり意見を言わなかった大学も積極的に参加し意見を言ってくれるようになりました。
面:市も併願しているようですが、市と県の違いは何ですか?
私:県の役割は、市町村にいるだけでは見えてこない課題を広い視点で捉え格差の是正にあたることではないかと思います。そうした点に県職員のやりがいを感じます。
面:◯◯県庁の職員になった際に活かせることはありますか?
私:◯◯市や卒業論文の調査をとおして、様々な世代、立場の方と話してきたので、そこで培ったコミュニケーションの力や観察力を活かしたいです。


<面接官(2回目面接)>
50~60代の男性職員3人+メモ係若手職員1人

面:志望理由を改めてお願いします。
私:(志望理由を話す)
面:でもそれは◯◯県じゃなくてもいいのではないですか。なぜ◯◯県なんですか?
私:インターンシップの際に〇〇県、そして県の施策の魅力を感じたので、この魅力ある〇〇県で貢献したいと思いました。
面:〇〇県の施策の魅力とはなんですか?
私:インターンで職員の方のお話を伺った際、「〇〇県は平均寿命が上位だが、さらに健康寿命の延伸に取り組んでいる」とお聞ききして、1位だからとそこで終わらずさらに掘り下げて本当にすべての人を支援しようとする姿勢に積極性や向上力を感じました。
面:今は〇〇に住んでいるということですが、県外に出て感じた〇〇県の魅力はどのようなところですか?
私:◯◯県はどうしても◯◯市のイメージが強くあるが、〇〇県はそれぞれの地域の個性や魅力を大事にしてPRしていると感じます。
面:県庁職員になったらどのようなことをしたいですか。
私:高齢者や障害者の方だけではなく、当事者の方を日頃支えている家族や介助者の支援を行っていきたいです。卒業論文の調査を通して支援の必要性を感じました。
面:福祉に関心があるようですが、それ以外の分野の施策についてどう思いますか。例えば観光とかはどうですか。
私:それぞれの地域の魅力を発信している点がいいと思います。今後は、地域住民も一体となって参加できるような観光施策やPRも取り入れてみたら面白いと思います。
面:短所は何ですか?
私:物事を覚えるのに時間がかかることです。
面:具体的にお願いします。
私:はい、喫茶店のアルバイトをしていましたが、新しい仕事を一気に覚えて同時進行で行わなければならず、最初はなかなかスムーズに仕事をこなすことができずに苦労しました。
面:どのように克服しましたか。
私:先輩の動きをよく観察して、自分に足りないところを考えたり動きをよく真似するようにしました。
面:県庁職員になるにあたり直していきたいところはありますか?
私:心配性のため行動に移すのに時間がかかるところがあるので、スムーズに取り掛かれるように改善していきたいです。